
引用元:https://www.netflix.com/jp/title/81028870



評価
- とと
(3.5/5.0) - 映画.com
(3.8)
映画『悪魔はいつもそこに』は2020年9月に配信になりましたNetflixオリジナルのスリラー映画作品です。
それまで声優の仕事が多かったトム・ホランド主演の作品です。
気になるところへ読み飛ばす
Netflix映画『悪魔はいつもそこに』見所 感想
作品の魅せ方というか観ている感じが、ととはいつもなら物語に入り込んで観る事が多いのですが、物語を語られている、教えられているそんな新しい感覚で観られる作品でした。
物語は…。
軍の任務帰りのビル・スカルスガルド演じるウィラードはカフェの店員に恋をします。
やがて結婚してアーヴィンが産まれます。
ごく普通の暮らしをしていますが、父のウィラードの教えは少し凶暴というか、力で相手を抑えるというか、そのような教えでアーヴィンは育っていきます。
母が癌になってしまい、2人は毎日神に祈ります。
飼い犬の命を差し出してまで祈りますが、祈り叶わず母は亡くなってしまいます。
葬儀の日に後を追うようにしてウィラードは自殺をしてしまいます。
祖父母に引き取られ成長したトム・ホランド演じるアーヴィン。
血は繋がっていないが妹のエリザ・スカンレン演じるレノラを本当の妹のように気にかける守ります。
しかしレノラは妊娠を苦に命を経ってしまいます。
その事実を知ったアーヴィンは父の形見の拳銃を持ち出かけます。
そこから始まる狂気の惨劇とは…。
負の連鎖は立ち切れないというか、クライマックスにかけての怒涛のスリラー感は見応えがありました。
YouTubeでの作品レビュー
大人の紙芝居

引用元:https://www.netflix.com/jp/title/81028870
結構物語の魅せ方が独特と言うか、日本昔話のような、ナレーションがいて物語を語られているようなそんな感覚になりましたし、物語そのものを観ている感覚ではなく、客観的に観ている、まるで紙芝居を観ている感覚と言えば伝わりやすいでしょうか。
ととは結構その世界観に入りこんで物語を観ている事が多いのですが、特に主人公に感情移入して観る事が多いので結構内容に迷う事が多いんです。
登場人物を把握したり、その人の過去ややった事を理解するのに戸惑ったりする作品もありました。

この作品は主人公の物語だけでなく、主人公とは関係のない第2、第3の登場人物の物語も描いている場面があるので、全体的な物語が結構迷ってしまうかなと思いました。
しかし先ほども書いたように、ナレーションがいて紙芝居のように展開を教えてくれながら物語が進むので、広い視野で全体的に、さらには客観的に物語を観れて、まるで迷う事なく最後まで観れました。
ですが物語の展開は結構淡々としていて、大きく激しく展開すると言う場面は少なく、書いたようにナレーションが説明してくれてお話を聞いているような感覚なので、もしかしたら途中飽きてしまう場面もあるかもしれません。
そんな紙芝居のような魅せ方に注目してほしいと思います。
バラバラの狂気が1つに

引用元:https://www.netflix.com/jp/title/81028870
先ほど少し書きましてが、主人公以外の登場人物の事が物語として描かれている場面が多くあります。
レノラの両親の事。
ハニートラップで殺人をやりまくる夫婦。
汚職にまみれた保安官。
代理できた神父。
主人公と関わっている人もいますが、まるで関係ない人もいます。

それぞれの物語がそれぞれで展開していって、そしてそのそれぞれに狂気な場面があります。
このバラバラだった物語が最後一気に1つにまとまりさらなる狂気が展開されます。
その形が非常に面白くて、バラバラだったピースが1つにまとまってパズルが完成!みたいな感覚がたまらなく良かったです。
まぁ少し偶然すぎる所はありましたが、そこは映画という事でいいんです。
そのバラバラな物語が1つにまとまる形にぜひとも注目してもらいたいと思います。
狂気のアーヴィン

引用元:https://www.netflix.com/jp/title/81028870
この作品には人を殺める殺人シーンが何回も出てきます。
そんなに激しい訳ではありませんし、少しグロいシーンはありますが、物凄いと言う訳ではありません。
主人公のアーヴィンもまたそのような狂気な行動をする展開があるのですが、キャラクター的に無口だけれど妹想いの好青年です。
父親のウィラードがそうだったのですが、ウィラードは攻撃的になる瞬間があって、その瞬間は狂気的な顔で人を攻撃します。
アーヴィンはそんな場面を見ていたし、その父親に育てられたので、同じような性格に育っています。
殺めてしまった後も、「相手は悪い奴だから」「自分は悪人じゃない」とかなり自分に都合よく考えていて、その考え方もある意味狂気だななんて思ってしまいました。

普段は物静かな好青年なので、そんな姿はまるで想像つかなく、そのギャップには驚かされます。
そしてそのアーヴィン役を演じたトム・ホランドさんもまた好青年で、今回のアーヴィンという役はこれまで演じてきた事のないキャラクターだったのではないかと思います。
アーヴィンという青年もそうですが、これまでにない新しいキャラのトム・ホランドさんはやはり見所なのではないでしょうか。
総合

引用元:https://www.netflix.com/jp/title/81028870
『IT/イット』のペニー・ワイズ役のビル・スカルスガルドさんや、『アベンジャーズ』のキャプテン・アメリカの親友のウィンター・ソルジャー/バッキー役のセバスチャン・スタンさんなど注目する俳優さんが出演されていますが、セバスチャン・スタンさんは特殊メイクか!?と思わせるほど太っていてお腹もボコっと出ていました。
そんなトム・ホランドや豪華な俳優さんにも注目して観てもらいたいと思います。
作品紹介
戦後の腐敗と暴力にまみれた田舎町。愛する者を守ろうともがく青年の周りで、邪悪な人間たちの思惑が渦を巻く。
登場人物
役名/演者名
アーヴィン/トム・ホランド

引用元:https://eiga.com/person/274698/
妹想いの好青年。妹の身に起こったことで狂気に走ってしまう。
ウィラード/ビル・スカルスガルド

引用元:https://eiga.com/person/274698/
アーヴィンの父。普段はおとなしいが暴力に走ると人が変わる。
リー保安官/セバスチャン・スタン

引用元:https://eiga.com/person/274698/
汚職に塗れた保安官。自らを守る為なら殺しも躊躇わない。
作品情報
スタッフ
- 監督:アントニオ・カンポス
- 製作:マックス・ボーン、ジェイク・ギレンホール、リバ・マーカー、ランドール・ポスター
- 脚本:アントニオ・カンポス、パウロ・カンポス
製作国
- アメリカ
上映時間
- 138分
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まとめ
魅せ方が紙芝居のような、新しい感覚の作品。
ぜひ、Netflixでしか観れませんが、気になった方はぜひ観て欲しいと思います!