
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/



評価
- とと
(3.8) - 映画.com
(3.2) - Yahoo!映画
(3.33)
映画『アナベル 死霊博物館』は2019年公開のアメリカのホラー映画です。
アナベルシリーズとしては3作目となる今作品。
あの不気味な人形を見るだけでゾッとしますが、作品の内容はどれだけ怖い内容になってるのでしょうか??
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映画『アナベル 死霊博物館』 感想
悪霊が乗り移ったアナベル人形。
悪霊というかサタン(悪魔)ですよね。
『死霊館のシスター』、『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』、シリーズとしてはこの2作は観た事はありましたが、どのシリーズも、もう相変わらず脅かしてくれますね!
超常現象を調べていたウォーレン夫妻が、これ以上の災いを出さない為に「アナベル人形」自宅に持ち帰り封印します。
夫妻の子、マッケナ・グレイス演じるジュディのシッターであるマディソン・アイズマン演じるメアリーの友達、ケイティ・サリフ演じるダニエラが興味本位からその封印を解いてしまった事により、ジュディに命の危険が迫るという物語です。
我慢させる演出
死霊館シリーズ、アナベルシリーズ特有の「ビビらせる!」演出はもちろん満載でした。
冒頭から霊がたくさん出てきて夫妻を襲い、アナベル人形の怖さを観てる人にインプットさせるんです。
アナベル人形は封印されたので、序盤はもちろん怖さは控えめです。
ダニエラが封印を解く(解くといってもガラスケースから出すだけですが)と一気に不気味さが増すし、カメラワークも「次きそうだなぁ汗」なんてこの後びっくりさせる演出がくると思わせるような撮り方をします。
ところが、「次来る、くる、くる…あれ?こない?」
「あっ、このカメラワークは絶対次だね…(ととは身構える)…。
あれ?まだこない?」
と、何度も何度も身構えますが、なかなかビビらせてくれないんです笑
そしたら中盤から後半にかけてたたみ掛けるように一気にビビらせるんです!?
このやり方は結構、「やるな」って思ってしまったくらい、うまい魅せ方だなと思いました。
悪霊のオールスター

引用元:https://eiga.com/movie/90680/
タイトルにあるように死霊博物館ですから、いろいろなタイプの悪霊が出てきます。
アナベルに取り憑いているサタン(悪魔)、白いドレスの女、目にコインを乗せた人たち。
手探りゲームから手が出てきたり、ダニエラのお父さんが顔が崩れた形ででてきたり。
こんな感じでいろんな悪霊が出てきますから、脅かし方も多種多様ですし、種類が多い分お得感が味わえて、まるで悪霊のオールスターです!
白いドレスの女なんて、少し『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』に出てくる女を彷彿させて、なんだかこうやって集まっていると、悪霊のアベンジャーズじゃないですけど、そんな感じも面白いなって思っちゃいました。
しかし、やり過ぎなところもありました。
悪霊の中には狼男が出てくるんですけど、悪霊というよりはモンスターです。
CG感がすごく強くて。
モンスター的な感じなので、怖くないというか。
アナベルの封印がとけて最初のころに登場するのですが、あれ?この作品はこの狼男的な怖さなのか??それじゃあまり怖くないなと思ってしまいました(もちろんその後感じた怖さは、上に書いた通りでした)。
制作側の人達はこの狼男に力を入れていたようなので、滑らなくてよかったねって言いたくなりました。
2人の人物の物語

引用元:https://eiga.com/movie/90680/
今作の悪霊を封印する方法は、アナベル人形をガラスケースにしまえばいいわけです。
そう考えると、よくあるその悪霊の過去の出来事を辿って、鍵となる何かを見つけ出し、それを実行するといったお決まりの複雑なパターンはないので、単純でわかりやすいです。
しかし、そのお決まりのパターンの中に悲しいお話しがあったり、複雑な関係が絡んでいたり。
そういった物語が大体はあるので、どういった過去がある?
何が悪霊をそうさせた??
的な所が一つの見所でもあります。
しかし、アナベル人形自体の経緯は、前作の『アナベル 死霊人形の誕生』で明かされているので、今回はアナベル人形の経緯はでてきません。
だから今回は悪霊との戦いだけ!って思いがちですが、そうではありません。
ガラスケースを開けてしまったダニエラと、ウォーレン夫妻の娘ジュディに少し悲しい物語があります。
感想の最初の方で、ダニエラは興味本位でガラスケースを開けたと書きましたが、実は違うんです。
ダニエラの悲しい過去の出来事からダニエラはどうしてもあの死霊博物館に行きたかったのです。
そしてジュディはウォーレン夫妻の娘という事が原因で日々辛い思いをしています。
2人とも、アナベル人形のように作品の中心的な存在ではないので、深い物語ではないのですが、少し泣けて最後はしっかりと解決するので、その2人の物語も見所の一つになると思います。
総合

引用元:https://eiga.com/movie/90680/
作品を観ていて、ずっと息苦しさを感じていたというか、そういった恐怖感が続く作品でした。
その中でも、パルメリというメアリーを好きな少年の弱々しくも勇敢に狼男に立ち向かう姿が笑えていいスパイスになり、全体的にいい仕上がりになってるんじゃないかと思います。
まぁ、怖いですけどね。
作品紹介
超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ一体の人形が運び込まれた。
その人形の名は、アナベル。
アナベルは地下の”博物館”で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。
夫妻が仕事で家を開ける、ある日。
娘のジュディは年上の少女のメアリー、ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。
しかしダニエラが”警告決して触るな”と書かれた博物館に勝手に入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。
それは、少女達の想像を絶する悪夢の始まりとなった・・・。
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
登場人物
役名/演者名
ジュディ/マッケナ・グレイス

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
ウォーレン夫妻の娘。悪魔に命を狙われる。
メアリー/マディソン・アイズマン

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
ウォーレン夫妻の姪。ジュディのシッター。
ダニエラ/ケイティ・サリフ

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
メアリーの友達。興味本位で博物館に入るがその本当の目的は・・・。
エド/バトリック・ウィルソン

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
超常現象研究家でジュディの父。
ロレイン/ベラ・ファーミガ

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/annabelle-museumjp/about.html
エドの奥さんで超常現象研究家。ジュディの母。
作品情報
スタッフ
- 監督:ゲイリー・ドーベルマン
- 製作:ピーター・サフラン、ジェームズ・ワン
- 製作総指揮: リチャード・ブレナー、デイブ・ノイスタッター、マイケル・クリア、ミシェル・モリッシー、ジャドソン・スコット
製作国
- アメリカ
上映時間
- 106分
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まとめ
死霊館シリーズ、アナベルシリーズを観ていなくても観れる作品です。
逆に、観ていない身としては前作のアナベルの誕生した話しが気になりますね。
これを機に、シリーズを観ていくのもいいですね。