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感想!
- とと
はなまる満点! - 映画.com
(3.5) - Yahoo!映画
(3.69) - dTV(4.3)
映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」は2011年公開のアメリカのスーパーヒーロー映画です。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの誕生の物語。
あのひ弱な青年が、スーパーヒーローになる壮絶な物語はとてつもないストーリーでした!
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』 感想
アメリカの子供達はあのムキムキのキャプテン・アメリカにさぞ憧れを抱いたのでしょうね!
日本の子供…いや!大人、男も女も関係なくキャプテンに憧れを抱きます。
それもこの物語を見たら納得!
キャプテン誕生の裏にはスティーブ・ロジャースの揺るぎない"信念"があったんですね。
ロジャースがキャプテンになる経緯が凄くいい
ムキムキな体であの面持ち!
誰もが憧れるキャプテンは最初はひ弱な病がちな青年です。
まずその姿にビックリだし、その始まりがすごくいいですね!
ひ弱な青年がスーパーヒーローになんて、一見ありきたりなストーリーの様に思えますが、ひ弱な頃のスティーブでも、内側というか信念というかそれはいつものスティーブなんですよね。
なのでひ弱な青年も"カッコ悪い"って思えないんです。
どうやってキャプテンになるのかなとか、この時代のキャプテンはどうやって戦うのかなとか、先が見たくて仕方のなくなる作品になっていました。
敵の技術の方が上
物語は第二次世界大戦真っ只中。
もちろんトニー・スタークはいませんが、代わりにハワード・スタークがいます。
しかし、そのハワードもスターク社の若社長。
まだまだ技術があるわけではありません。
スタークが出てくれば技術は完璧という概念がある中で、ハワードは「相手の技術力が上」とはっきりいいます。
ハワードがいるから大丈夫と思っている中でその言葉を聞くと、「それで、大丈夫なのかな」という不安が襲います。
その不安が、物語の流れを盛り上げてくれて、無敵のキャプテン・アメリカが攻め込んでも、ドキドキ感やハラハラ感を引き出してくれました。
カーターとの恋
はっきりといい感じになる訳ではなく、「ん?惹かれあってんの?」くらいの距離感が微妙なラブストーリーを作って、物語のスパイスになりました。
公開から時間が経ってるので忘れがちですが、カーターとの約束が、エンドゲームのエンディングのシーンがどれだけの意味があるのかを思い出させてくれます。
ラストの2人のやりとりのシーンは必見です。
総合
憧れのキャプテン・アメリカの誕生がわかるし、憧れるシーンもたくさんある。
そして、カーターとの関係もよくわかる。
何より、ひ弱な姿から始まるので、見ている方は「自分もキャプテンみたいになれるんじゃないか!」って思ってしまうんですよね!
そんな非常に内容の濃い物語でした。
ガリガリでも信念を曲げずに立ち向かう姿は、我々を虜にすること間違いない作品です!
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あらすじ紹介(ネタバレあり)
登場人物
- スティーブ・ロジャース・・・今作の主人公。ガリガリのやせ細った身体は特殊撮影効果でなっている。
- マーガレット・エリザベス・"ペギー"・カーター・・・本作のヒロイン。入隊した兵士をなぐったり、盾選びではスティーブに向かって銃を打ち込むなど、"怒らせてはいけない"人物。
- ジェームズ・ブキャナン・"バッキー"・バーンズ・・・ロジャースの親友。ガリガリのロジャースでもバカにせず対等に相手をする。
- チェスター・フィリップス・・・陸軍大佐。最初はスティーブが強化実験の対象になる事を反対していた。
- ハワード・スターク・・・トニー・スタークの父親。スティーブの強化実験に協力する技術者。飛行機を自ら運転する姿は、現場に出て行くトニーさながら。
- エイブラハム・アースキン・・・ドイツからアメリカにきた、キャプテン・アメリカを作った科学者。ロジャースの真の強さを見抜いた、温厚な人柄の人物。
- ヨハン・シュミレット/レッド・スカル・・・今作のヴィラン。顔は赤くガイコツのよつな面持ち。実はソウル・ストーンの案内人のあいつ!?
- アーニム・ゾラ・・・ヨハンに着く科学者。肉は食べない。
ひ弱な青年の信念
時は第二次世界大戦真っ只中。
ナチスの側近シュミレット(ヒューゴ・ウィーヴィング)はある場所から、"コズミックキューブ"を奪います。

ヒューゴ・ウィーヴィング(ウキペディア引用)
アメリカ軍はナチスを倒す為、常に軍人を募集しています。
軍隊入隊希望者の身体測定所。
屈強な男達の中にガリガリのひ弱な人間が立っていました。
名前はスティーブ(クリス・エヴァンス)。

クリス・エヴァンス(ウキペディア引用)
スティーブは今回も不合格になってしまいました。
映画を観ていたスティーブはアメリカ軍のコマーシャルに文句を言う男に注意すると、路上でボコボコにされます。
それを助けたのは幼馴染のバッキー(セバスチャン・スタン)です。

セバスチャン・スタン(ウキペディア引用)
アメリカ軍第107連隊に入団が決まったバッキーは、最後の夜だと万国博覧会に誘いました。
ダブルデートだと女性も2人来ますが、スティーブは相手にされません。
ハワード(ドミニク・クーパー)のステージを見ている中、こっそりと軍隊募集のブースに向かいます。

ドミニク・クーパー(ウキペディア引用)
バッキーが気づいて、出身地偽造は犯罪だと言います。
実はスティーブは出身地を5度も変えて入隊試験を受けていました。
スティーブはそれでも軍に入隊したいと強い意志を示します。
バッキーとはここで別れます。
軍隊入隊検査を受けるスティーブの元にアースキン(スタンリー・トゥッチ)が来て、出身地を5度も変えてまで軍に入りたいという信念に感銘を受けて、スティーブの入隊を許可します。

スタンリー・トゥッチ(ウキペディア引用)
キューブを持ち帰ったヨハンはゾラ博士(トビー・ジョーンズ)によって、キューブの力を取り出して兵器を作り始めます。

トビー・ジョーンズ(ウキペディア引用)
SSRの訓練に参加するスティーブ。
訓練の責任者はペギー(ヘイリー・アトウェル)です。

ヘイリー・アトウェル(ウキペディア引用)
全くと言っていいほど訓練についていけないスティーブ。
しかし、SSRが行おうとしている「スーパーソルジャー計画」の被験者はスティーブに決めているとアースキンは言いました。
SSRの指揮官チェスター(トミー・リー・ジョーンズ)はスティーブが候補だというのに納得していません。

トミー・リー・ジョーンズ(ウキペディア引用)
他の奴のがいいと、度胸のある奴が最適だと言って手榴弾を訓練生に向けて投げつけます!?
チェスターが候補に選んだ男と訓練生たちは逃げていく中、自らの身体で手榴弾を覆い隠し皆に逃げろと言ったのはなんとスティーブです。
その姿にチェスターも納得せざるを得ませんでした。
ポイント
ひ弱な体だけど、こういった行動はキャプテン・アメリカそのものです!
非常に好きなシーンですね。
実験の前の日、スティーブはアースキンに質問します。
「何故自分を選んだのか?」
実験で使う血清は、実はシュミレットに使っていたらしく、肉体を強化させるだけだはなく悪の心も増幅させてしまったと。
「力が生まれつき強い者は、力に敬意を払わないが、力の価値を知る弱者は力への敬意を持ち、他者への痛みと憐れみも知る」
弱いこそ選んだんだといいます。
そして、もしどんな結果になっても今のスティーブのままでいてくれといいます。
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キャプテン・アメリカの誕生
ペギーに連れられてどこかに向かうスティーブ。
ペギーと会話をしますが、女性と話した事の少ない事を見透かされます。
ダンスはした事あるか聞かれると誰も自分とは踊らない、だから待っているんだと答えます。
それでも、ひ弱で奥手だけれど信念があるスティーブをペギーは気になるようです。
ついたのは古びたお店。
ここに何の用があるのかとスティーブも不思議に思うと、奥の扉が開いて実験施設のような場所になっていました。
まさに「スーパーソルジャー計画」の実行場所です!
アースキン、ハワードも待機していて、いよいよ実験が始まります。
アースキンはスティーブに約束を忘れるなと言って装置を準備、そして開始します。
ハワードによって出力が上げられます。
するとスティーブの苦痛の声がします!?
ペギーは中止するように言います。
スティーブは耐えられるから止めるなと中から声を出しました。
実験は続行!
そして終了。
扉が開けられるとなんと、ひ弱なスティーブは、背が伸びムキムキの身体になっていました!
実験は成功です!
次の瞬間、施設内に入り込んでいたシュミレット側のスパイが血清を持ち出し銃を乱射します!?
アースキンはその銃弾をくらってしまい、そのまま死んでしまいました。
スティーブは怒り、男を追います。
相手は車でスティーブは裸足でしかも走って行きますが、みるみる追いついていきます。
ジャンプ力もとんでもない距離を飛ぶし、泳ぎも物凄く早い!
パワーも桁外れです!
あっという間に男を捕まえますが、男は自決してしまいました。
その活躍を見た市民の間で「キャプテン・アメリカ」は瞬く間に人気が出て、その人気ぶりはアメリカ国民全体に広がっていきました。
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精鋭部隊「ハウリング・コマンドーズ」
キャプテン・アメリカの活躍で、軍隊の入隊希望者が断然に増えました。
そのスティーブは早く戦場に行きたい様子ですが、チェスター大佐は欲しいのは軍隊で1人ではないと、戦場に行かせないばかりか、キャプテン・アメリカをショーや見世物に出して資金を調達します。
そんな中、第107連隊が作戦に失敗して大半が捕虜にされたという話を聞きます。
バッキーのいる部隊です。
スティーブは助けに行かせてくれと言いますが、もちろん断られます。
そんなスティーブにペギーとハワードが力を貸して、ハワードの運転する飛行機で敵地まで送ってくれました。
目的地に着く前に攻撃を喰らい始めたので、スティーブはそこで降りるから引き返せと言います。
ハワードは無事に帰ったらフォンデュを食べようとペギーに言います。
敵地に乗り込むスティーブ。
捕らえられていた兵達を解放します。
しかし、バッキーの姿はありません。
バッキーは違う場所でゾラの実験台になっていましたが、無事に救出します。
2人で脱出中にシュミレットと対峙しますが、逃げられてしまいました。
その後、スティーブは爆発に巻き込まれてしまいます!?
本部では帰ってこないスティーブを「戦死」と決定して報告しようとしていました。
すると外が何やら騒がしいです。
そこにはスティーブ、バッキー、囚われていた兵隊達の姿がありました!
無事に脱出できたのです!!
皆でキャプテン・アメリカを称えます。
スティーブは敵の兵器製造基地の場所を覚えていました。
そして、そこに乗り込む精鋭部隊をスカウトします。
バッキー始めとする仲間が集まり「ハウリング・コマンドーズ」の結成です!
皆で飲んで盛り上がっている時に、ペギーがドレス姿でやってきました。
スティーブに翌朝ハワードと装備の打ち合わせがあると伝えます。
そして、ダンスを踊る相手を"待っている"と告げて行ってしまいます。
次の日、言われた場所に行くとペギーはまだきていません。
待っているとそこにいた女性隊員にいきなりキスをされます!?
しかも、その現場をペギーに思いっきり見られてしまいました。
慌てて弁解するスティーブ。
怒っているペギーに、スティーブはハワードとフォンデュしたんだろ?と言います。
ペギーは「本当に女心がわかってない」と行ってしまいます。
ハワードにフォンデュは食べ物だと教えられたスティーブ。
ポイント
フォンデュを男と女同士の何かだと思ったのですかね汗
救出作戦の時に即席の盾を使っていたスティーブはハワードに盾を依頼していました。
候補に出された盾を見ながら、スティーブは試作品の盾に目をやります。
世界最強の金属「ヴィブラニウム」でできた丸い盾を気に入ったスティーブはペギーにどうか尋ねます。
するとペギーはスティーブに向かって銃を数発撃ちます!?
盾に守られたスティーブを見て「いいんじゃない」と一言。
スティーブもハワードも唖然としていました。
ポイント
女の嫉妬は怖いです泣
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親友の死
スティーブ率いる精鋭部隊「ハウリング・コマンドーズ」は敵の基地を次々と破壊していきます。
劣勢になっているシュミレットは焦りを隠せません。
次のミッションは、ゾラが列車で移動するので、その列車に飛び乗ってゾラを捕まえるミッションです。
スティーブとバッキーは綱を渡り列車に飛び乗ります。
中に入り敵と戦います。
2人の息もぴったりで、敵を倒していきますが、スティーブが一撃をくらい吹っ飛ばされて、もう一撃をくらいそうになった時に、バッキーが盾でスティーブを守ります。
その衝撃で列車の壁が壊れ、バッキーが外に投げ出されてしまいました!?
急いで敵を倒し、バッキーの元に行くスティーブ!
パイプに掴まっていましたが、スティーブの手も届かずバッキーは谷底へと落ちてしまいました!?
ゾラは捕まえましたが、親友は命を落としてしまいました。
落ち込むスティーブはお酒を飲んでいました。
しかし、血清のせいで酔えなくなっていました。
そんなスティーブにペギーはバッキーに敬意を払ってあげてと慰めます。
ゾラを捉えたことで、シュミレットの最後の作戦がわかりました。
シュミレットが最後に狙うのが、ニューヨークです!
その他の都市も狙い、アメリカを総攻撃しようとしていました!?
居場所も突き止め、スティーブは真正面から突入しようと言います。
1人で敵地に乗り込むスティーブ。
真正面から突っ込みます!
しかし、敵の数が多すぎて捕まってしまいました。
そこに味方が次々とやってきます!
作戦だったようで、ペギーやチェスターも参加しています。
攻め込まれたシュミレットは爆弾を乗せた大型飛行船、ワルキューレで飛び立とうとしていました。
スティーブが走って追いかけますが、さすがに追いつけません。
キャプテン・アメリカでも止められないのか!?
そのまま飛び立たれてアメリカを攻撃されてしまうのか!?
続きは作品をご覧になって確かめてみてください!!
↓続きを知りたい方はこのまま進んでください↓
クライマックス(完全ネタバレ!)
この先はクライマックスを完全に書いています!
結果を知りたくない方は気をつけてください!!
ペギーとチェスターが車で追いかけてきました!
スティーブは車に乗りワルキューレを追います。
飛び移る前にペギーはスティーブにキスをします。
ポイント
チェスターが「俺はキスはしないぞ」って言ったのですが、笑ってしまいました
ワルキューレに乗り込んだスティーブ。
シュミレットと戦います。
戦いの最中、キューブが収納している場所から外に出てしまいます!?
暴走しだすキューブ!
キューブを掴んだシュミレットは、キューブのパワーに消滅してしまいました!?
キューブはそのまま機体を突き抜け地上へと落ちていきました。
機体はすでにアメリカに向かって行っています。
ペギーに連絡するスティーブ。
このまま、この場所に着陸すると伝えます。
ペギーは次の土曜日にダンスに一緒に行く約束をします。
スティーブは了承したので、ペギーは絶対に来てと言います。
そんな会話をしているうちに通信は途切れてしまいました。
戦争も終わり、ハワードはスティーブの捜索にあたります。
キューブは回収したものの、スティーブは見つかりませんでした。
ベッドの上で目を覚ますスティーブ。
女性が部屋に入ってきます。
ここはどこだとスティーブが言うと、女性はニューヨークの病院の一室だと言います。
流れていたラジオに違和感を覚えたスティーブは外に走り出します。
するとそこは、現在のタイムズスクエア!?
S.H.I.E.L.D.に囲まれるスティーブ。
現れたのはフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)。
フューリーに70年眠っていた事を聞かされ、スティーブは「彼女との約束が」とペギーとのダンスの約束の事を気にしているシーンで物語は終了です。
長いあらすじ、最後まで読んでいただきありがとうございます!