
引用元:https://hood-movie.jp/



評価
- とと
(4.8) - 映画.com
(3.5) - Yahoo!映画
(3.59)
映画『フッド:ザ・ビギニング』は2018年に公開になりましたアメリカのアクション映画です。
日本では2019年10月に公開されました。
監督はオットー・バサーストさん、製作にはあのレオナルド・ディカプリオさんが携わっています。
この作品は大人気キャラクター「ロビン・フッド」を題材とした作品です。
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映画『フッド:ザ・ビギニング』 感想
まず最初に、あなたは「ロビン・フッド」という人物をご存知でしょうか?
ロビン・フッドはこの作品(2018年)の前にもたくさん映画化されているとても人気のキャラクターです。
ととはロビン・フッドという名前は知っていたのですが、どんな人物で何をした人なのかは知りませんでした。
それにこの作品の前までに出ていた作品も見た事はありませんでした。
そもそもロビン・フッドという人物は中世イングランドの伝説の人物で、諸説いろいろな人物像があるようです。
13世紀イタリアのアウトロー的な存在だったり、同じく13世紀のイギリスでは盗賊という名称がつけられていたり。
それだと、映画ごとにキャラクターが違っていたりしたのかな?なんて思うこともありましたが、この『フッド:ザ・ビギニング』を見る上では、そういった前知識は必要ありません。
「ロビン・フッドの事知らないよ」って方も「ロビン・フッド作品、何も見た事ないよ」って方もいらっしゃると思いますが、そんな方が観ても内容が分からなくなったなどの心配はないので、安心して観ていただきたいと思います。
あらすじ的な所は、タロン・エガートン演じるロビンは大金持ちの領主で、ロビン宅に泥棒に入ったイヴ・ヒューソン演じるマリアンと恋に落ちます。
幸せだった暮らしも戦争により壊され、ロビンも戦地に出向かなければならなくなりました。
必ず帰ってくるとマリアンと約束したロビン。
4年間生き延びようやく帰ってきたら、暮らしていた街は以前の様子はありませんでした。
戦争の為の資金を集める為、民は税金でお金を巻き上げられ苦しい生活。
生きていたマリアンは別の男性と新しい暮らしをしていました。
そんな地獄のような生活は州長官の仕業だと判明。
ロビンは盗賊となり、民のために、愛する人の為に州長官に挑みます。
ロビンという人物

引用元:https://eiga.com/movie/90312/
アウトローだとか、盗賊とか悪いイメージがありますが、実は悪い人物ではないんです。
もともとロビンは困っている人を見過ごせないタイプの人間です。
ロビンの家に馬を盗みに入ったマリアンを捕まえるんじゃなく、理由を聞いて馬をあげるし(若干マリアンに惚れたって事もありますが汗)。
戦地で仲間が捕まったときも、生きている限りは助けに行こうとするし。
捕虜として捕まった敵を、仲間が無残に殺していく中、見かねて助けるし。
民たちを助けようとしたその決断も、そういった行動も元々の正義感の強い性格だからなんでしょう。
市民から巻き上げた税金を盗み出して、それを貧しい人達に配っていたシーンがありましたが、まるで「鼠小僧」でした。
そういった法を破る行為や、盗み出す行為がのちに伝えられていった「アウトロー」や「盗賊」という代名詞になっただけで、実は民からは慕われていた存在だったんじゃないかと、作品を観ていて感じました。
実際に物語の中でも「ロビン・フッド」のフッドという名は、民がつけていて被り物を町中にくくりつけて讃えていました。
ジョンとの師弟関係

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ロビンは戦地でジェイミー・フォックス演じるジョンに戦いの中殺されそうになります。
その時は仲間のリーダーが助けてくれて、ジョンは捕虜として捕まります。
ロビンの仲間達が捕虜達を次々に殺していく中、殺される為に次に選ばれたのがジョンの息子でした。
殺さないでくれと必死で訴えるジョンの言葉に聞く耳を持たず、息子を殺そうとした時、ロビンは助けに入ります。
結局息子は殺されてしまい、反抗したという事でロビンは故郷に帰ったのですが、うまく逃げ出したジョンがロビンの元に現れます。
州長官が共通の敵だという事で手を組むのですが、このジョンがとてつもなく強いんです。
ジョンは、ロビンを殺そうとした際に片手を無くしましたが、それでもロビンを圧倒。
鍛えてやるという事で師弟関係がうまれます。
こういった流れは下手な気がしますが、ととはそれがすごく良くて好きでたまらなかったです。
厳しくも、ロビンが息子とそんなに変わらない年頃だったのか、その眼差しは息子を見ているよう暖かくて、ロビンもジョンが課す課題をドヤ顔でこなしていき強くなっていきます。
この2人のコンビネーションは、修行の時だけでなくアクション性の強いシーンでも見られて、ちょっと必死なロビンに対して、豪快に笑い「俺をみくびるなよ」なんて言葉をかけて余裕でロビンを助けていく姿は、ワクワクを通り越してこちらも気持ちよく清々しい気持ちにさせてくれるものでした。
しかしそんな2人なので、最後まで生き残ってほしいと思う気持ちが強く、ジョンが自らの命を犠牲にロビンを助ける場面は、非常に辛かったですね。
そんな2人の関係は物語の中では1番の見所だと感じます。
総合

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アクション映画という事でいうと、時代が古いので弓矢や巨石を投げるといった古い攻撃の仕方で迫力に欠ける気がします。
でもととは、銃撃よりも弓矢が無数に飛んでくるシーンの方が実は迫力があるように思えます。
火柱が激しく上がるシーンや激しい格闘戦などもありますので、アクション性の部分はご心配にはいたりません。
なので気になった方はぜひ!観て欲しい作品ですね。
作品紹介
イングランド。広大な敷地に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは何の苦労も知らずにいた。十字軍として遠い異国で戦うまでは。4年後、激戦を生き抜いていたロビンは上官に歯向かったことから国へ帰される。そして、自分が戦死したことにされて領地も財産も全て没収され、恋人も領民も鉱山へと追放されていたことを知る!どん底に落ちたロビンだが、戦地では敵だった最強戦士ジョンに導かれ、たった2人で腐敗した政府に反逆を開始する。頭巾=フッドで顔を隠したロビンは政府から金を盗み、それを領主として献上し権力のトップに潜入していく。やがて、貧しき者の代弁者<フッド>として、民衆の心をつかんでいくのだがーー。
事態を重く見た政府は、ついに<フッド>を捕らえるために戦地から最強の軍人たちを呼び寄せるのだった。
反逆者かヒーローか、ロビンの戦いの行方はーー?
登場人物
役名/演者名
ロビン/タロン・エガートン

引用元:https://hood-movie.jp/
本作の主人公。領主として生きていたが、幸せな暮らしを追われ、ロビン・フッドとして民を守る反逆者として州長官に挑む。
ジョン/ジェイミー・フォックス

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戦地では敵だったが、同じ目的のためロビンを鍛える。
マリアン/イヴ・ヒューソン

引用元:https://hood-movie.jp/
ロビンの恋人。ロビンが死んだと聞かされていたので新しい恋人と過ごしている。ロビンへの想いは変わらずにいた。
作品情報
スタッフ
- 監督:オットー・バサースト
- 製作:ジェニファー・デイビソン、レオナルド・ディカプリオ
- 製作総指揮:トーリー・タネル、ジョビー・ハロルド、ベイジル・イバニク、E・ベネット・ウォルシュ、エド・マクドネル
製作国
- アメリカ
上映時間
- 116分
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まとめ
タロン・エガートンさんがロビンにかなりハマっています。
レオナルド・ディカプリオさんとのタッグも見ものですので、気になった方はぜひ観て欲しい作品です!