
引用元:http://inakunare-gunjo.com/



評価
- とと
(3.5) - 映画.com
(3.6) - Yahoo!映画
(3.06)
映画『いなくなれ群青』は2019年9月に公開されました河野裕さんの小説、「階段島」シリーズの第1作「いなくなれ群青」を映画実写化した作品です。
小説ならでわの不思議な雰囲気が伝わってきます。
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映画『いなくなれ、群青』 感想
「約束しよう。
私たちは必ず、また出会うんだよ。」
ジャケットの言葉から、感動的な再会を果たすそんな内容の物語なのかと想像しました。
物語は、ある時突然「階段島」という島に来てしまった主人公、横浜流星演じる七草。
「階段島」は捨てられた人たちが住む島。
ここから出るには失ったものを見つけなければなりません。
しかし、そこに住む人たちはその暮らしを受け入れて何の疑問も抱かず普通の暮らしをしています。
そんなある日、七草は幼馴染みの飯豊まりえ演じる真辺と再開します。
真辺は唯一、「階段島」に来た事を納得せず島から出ようとします。
島を支配しているという魔女の存在。
次々と姿を消す住民。
真辺の行動に周りは振り回されながら、島を出る方法、そして島の真実がだんだんと明かされていきます。
内容的にファンタジーチックでありながら、学園ものの様な青春ストーリーも入り混じった不思議な作品でした。
YouTubeでの感想動画
不思議な魅力に引き込まれる

引用元:http://inakunare-gunjo.com/about.html
先に書いた様に、ジャケットの言葉から感動ものを想像していました。
まずは先に書いておくと、ととが想像したような感動もののストーリーではありませんでした。
主人公達が生活するこの「階段島」は、捨てられた人たちが来る島という事。
外部との連絡はできずに、手紙は送られてくるだけで送れない。
ネットも閲覧のみ。
しかし住民達に不自由はなく、欲しいものは手に入るしお世話をしてくれる人もいる。
開かずの扉の「遺失物室」に島を支配しているという魔女の存在。
魔女に会えるという学校の裏山の階段。
原作が小説という事で、ファンタジーというか、少し不思議な不気味なミステリー感覚でもある様な、そんな世界観の作品でした。

発想やストーリーの中身はそれほど、ゴリゴリのファンタジーという訳ではありませんでしたが、何故かその世界観に引き込まれ、さらに島の真相や魔女の真実などに興味が出てきて、「どうなるのかな?」という気持ちが強くなっていって、意外なほどのめりこんで観ていました。
そして登場人物達の、繰り広げる騒動にも注目です。
真辺が来て島を出る方法、魔女を探すその行動が周りを巻き込み、それぞれの抱いているトラウマや葛藤が明るみになり、ぶつかったり励ましあったり。
そのうちに抱いているものが解決した時には姿が見えなくなる。
それなりに想像できる様な展開でしたが、青春ストーリーというかそんな内容もあって、またそれが作品の世界観と意外とマッチしていて、さらなる見応えになっていました。
物語の内容というよりは、世界観に見入る感じの作品でした。
若手の俳優、女優さん

引用元:https://twitter.com/inakunareg/status/1153138466575851521
物語の中心が学生という事で、演じている俳優さん女優さんも若手の方が多いイメージです。
おじさんのととも横浜流星さんは知っていましたが、他の出演者の方は存じていませんでした。
出演者の方は存じていませんでしたが、作品的に、物語的にととが注目して欲しいと思う方が2人いましたので、その方を紹介します。
まず1人目は矢作穂香さん演じる堀です。

引用元:http://inakunare-gunjo.com/about.html
大人しい感じですが、不思議というか、ミステリアスというか、その雰囲気がとても物語とマッチしていて、さらには何か知っていそうで、何か鍵になりそうな雰囲気もあったので、自然と注目していました。
実際何かあったかは作品を観てもらい確認してもらうという事で、作品を観た時にはぜひとも注目して欲しい人物です。
もう1人が黒羽麻璃央演じるナドです。

引用元:http://inakunare-gunjo.com/about.html
七草が唯一心を通わせる友人という事で登場しますが、正直出演時間はそれほど多くはありません。
しかし静かに七草の後を押すというか、解決のヒントをサラッといって七草を助けるというか。
その存在感は大きく、物語が進むための重要な人物でもあります。
黒羽麻璃央さんはジュノンボーイ出身でかなりイケメンです。
横浜流星さんも言わずとしたイケメン俳優ですが、今回の役がのんびりな感じの役なので、この黒羽さんは流星さんに負けず劣らずのイケメンです。
これは女性必見ですね。

もちろん他の出演者の方も魅力的な方ばかりなので、ご自身が注目する人物を見つけるのも楽しみの一つじゃないかと思います。
総合

引用元:https://inakunare-gunjo.tumblr.com/
ファンタジーでミステリアス、さらには学園青春ストーリーが上手くマッチした素敵な作品で、その世界観に入り込んでしまう事間違いなしの作品でした。
ゴリゴリのファンタジーを期待してしまったり、感動作品を想像して観てしまうと、想像と違った!となるかもしれませんので、何も考えずに観て、その世界観に自然に入り込んでいけばいいのかなと思います。
「階段島」にいる人達はせつない真実を持っているので、最後はその辺に注目しながら見てください。
作品紹介
ある日突然、僕は〈階段島〉にやって来た。ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇。この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
登場人物
役名/演者名
七草/横浜流星

引用元:https://youtu.be/-ck0f2eTd34
本作の主人公。真辺に振り回されながら彼女に引かれていく。
真辺/飯豊まりえ

引用元:http://inakunare-gunjo.com/about.html
「階段島」にきた事に納得していなく魔女を探そうとする。
堀/矢作穂香

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物静かな少女。七草に想いを寄せる。
佐々岡/松岡広大

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ゲームが発売日に手に入らないことに不満がある。
水谷/松本妃代

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クラスの学級委員長。常に周りを見て生活している。
豊川/中村里帆

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中等部の生徒。人前で演奏するのにトラウマを持っている。そのトラウマを克服した時に・・・。
ナド/黒羽麻璃央

引用元:http://inakunare-gunjo.com/about.html
いつも授業に参加しない落ち着いた感じの少年。七草の背中を後押しする。
主題歌/Salyu「僕らの出会った場所」
原作/小説「いなくなれ、群青」

引用元:https://eiga.com/news/20190322/13/
作品情報
スタッフ
- 監督:柳明菜
- 原作:河野裕
- 脚本:高野水登
配給
- KADOKAWA、エイベックス・ピクチャーズ
上映時間
- 120分
オススメ動画配信サイト
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まとめ
ファンタジーでミステリアスな雰囲気に魅了される作品です。
若い世代だけでなく、ととくらいの年齢でも見れる作品ですので、気になる方はぜひ観てもらいたいと思います。