
引用元:https://www.hulu.jp/



評価
- とと
(4.3) - 映画.com
(3.5) - Yahoo!映画
(3.96)
映画『エスター』は2009年公開のアメリカのホラー映画です。
衝撃の描写に衝撃の展開!?
エスターの思惑に皆、飲み込まれます。
気になるところへ読み飛ばす
映画『エスター』見所 感想
これはかなり面白い!
ジャンル的にはホラーというより、クライムサスペンスといってもいいのではないでしょうか?
ととは、"ホラー"作品のおススメを聞かれたら、間違いなくこの作品をおススメしますね。
物語は…。
ヴェラ・ファーミガ演じるケイトは3人目の子の死産からなかなか立ち直れませんでした。
与え所のない愛情を、欲しくても貰えない孤児の子にあげようと、養子を引き取ることにしました。
イザベル・ファーマン演じるエスターを引き取ることにしたケイト夫妻。
エスターは一風変わっていましたが、知的で上品で行儀も良く家族と、特に耳の悪いケイトの娘、マックスとはすぐに姉妹のように打ち解けました。
手話もすぐに覚え、家族は順調に進んでいました。
しかし、エスターが友達を怪我させた事から自体は徐々に変わります。
エスターを不気味に思い始めるケイト。
同じくエスターを疑問に思った孤児院のシスターCCH・パウンダー演じるアビゲイルはケイトの家を訪ねます。
アビゲイルの帰り道、先回りして待ち伏せしていたのはなんとエスター。
次の日孤児院からシスターが帰っていないと連絡があります。
そこからエスターの狂気がつぎつぎとあらわになっていきます!?
なんといってもポイントはエスターがまだ幼い少女だという事。
少女が故に、どの描写もとんでもない光景を映し出してくれました。
YouTubeでの見所紹介 感想
狂気のエスター

引用元:https://eiga.com/movie/54386/
見所はやはりエスターの狂気ですね。
ジャンルがホラーという事で、どんな感じで恐怖を描くのかな?
悪魔に乗り移られる?
なんて想像しましたがまるで違くて、サスペンス作品と様にどんどん人を襲っていくんです。
しかも女性、子供、家族、容赦なしです。
まぁ、それくらいならどん作品でも同じじゃないかと思いがちですが、この作品はまるで違います。
それはエスターが子供だからです。
言っても、少女だし、力もないし、さすがにそこまではしないだろう。
って油断していましたが、とんでもなかった(汗)。
さらに少女のエスターがその狂気を見せ、ありえないくらい襲いますから、その描写は物凄いことになっているのは言うまでもありません。
子供があそこまでするっていう姿や作品は、これまでに観たことなかったので、かなりの衝撃でした。
さらに少女という事もあったのか、身体が小さいからか、どこから襲ってくるのか?という恐怖が、殺人鬼が大人の時よりもありました。
そしてエスターは狂気だけではないんです。
1人で行動するにはやはり限度があるのをわかっているのか、味方をしっかりと作るんですね。
時には脅して。
時には猫被りして。
大人でもなかなか思いつかないような事を、少女のエスターがしますので、さらにこちらを惑わせます。
そしてそしてやはり最大の注目は、エスターの衝撃の新事実ですね!
クライマックスに訪れるその事実に、これまでの疑問が一気に解決して、辻褄があって「なるほど!そういう事だったのか!?」とスッキリとさせてくれます。
と同時にさらに恐怖が増して、クライマックスの展開に目が離せなくなります。
エスターに、観ている側も最後まで良い意味でかき乱され、最後まで釘付けにされます。
もう1つの恐怖

引用元:https://eiga.com/movie/54386/
エスターの狂気に目が行きがちですが、この作品はさらにもう1つの恐怖を味わえます。
それはケイトが孤立し家族がバラバラになっていく所です。
これもよくありがちですが、ケイトはエスターの不思議な行動にいち早く感づき、エスターを警戒します。
旦那さんにはもちろん相談しますが、エスターの手が回っている為、聞く耳を持ってくれません。
エスターの行動が激しくなるにつれて、ケイトの訴えも激しくなりますが、聞く耳を持ってくれないどころか、精神が病んでいるという目で見られてしまいます。
確かにケイトは死産という経験や元アルコール依存症という事実はあるものの、その訴えを信じてもらえない事に感情も激しさを増し、夫婦の仲も悪くなっていってしまいます。
それまでもエスターの思惑だとしたら、かなり怖いですが、何より観ている側はエスターの悪事は知っていますし、ケイトが言っている事が正しい事もわかっています。
なのに、周りが取り合ってくるない事に対して、ケイト同様憤りを感じてくるんですね。
ケイトの受けている孤独さや誰にも信じてもらえない感情が、観ている側もリンクしてきますので、観ていて精神的な恐怖が上乗せされます。
このもう1つの恐怖は、気持ち的にやられますので、この作品のかなりの見所なんじゃないでしょうか?
総合

引用元:https://eiga.com/movie/54386/
今までにない描写に恐怖、最後のどんでん返しのような真実。
芯から震え上がるという感じではなく、単純に殺されるという恐怖。
エスターの真の恐怖に、目が離せませんので、この作品はホラー作品としてかなりおススメです!

引用元:https://www.amazon.co.jp/
本当に怖い映画100本という本の中でも紹介されていたので、自他共に認める怖い作品なのではないでしょうか?
作品紹介
赤ん坊を死産で失い、悲しみに暮れていた夫婦ケイトとジョンは、養子を迎えようとある孤児院を訪れる。そこで出会った少女エスターに強く惹きつけられた2人は、彼女を引き取ることに。しかし、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める。
登場人物
役名/演者名
エスター/イザベル・ファーマン

引用元:https://eiga.com/movie/54386/
コールマン夫妻家の養子となる。日に日に異常な行動が目立つようになる。
ケイト/ヴェラ・ファーミガ

引用元:https://eiga.com/person/65203/
3人目の子を死産してしまい、それ以来ずっとトラウマになる。
ジョン/ピーター・サースガード

引用元:https://eiga.com/person/60616/
エスターを疑い始めた妻を疑い始める。
シスター/CCH・パウンダー

引用元:https://eiga.com/person/33615/
エスターがいた孤児院のシスター。エスターをやはり疑うが次の日その姿が見当たらなくなる。
作品情報
スタッフ
- 監督:ジャウム・コレット=セラ
- 製作:ジョエル・シルバー、スーザン・ダウニー、ジェニファー・デイビソン・キローラン、レオナルド・ディカプリオ
- 原案:アレックス・マセイ
製作国
- アメリカ
上映時間
- 123分
年齢時間
- R15+
おススメの動画配信サイト
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まとめ
かなり衝撃を受けた作品でした。
それでいて物語の展開も中身もよかったので、かなりおススメの作品です。
気になった方はぜひ、チェックしてください。