
引用元:http://www.cetera.co.jp/funto/



評価
- とと
(4.2) - 映画.com
(3.0) - Yahoo!映画
(3.18)
映画『パパは奮闘中』は2018年公開のフランスとベルギーの合同作品です
数々の賞を受賞した話題作ですが、それ以上に心温まる、考えさせられる内容の物語となっています。
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映画『パパは奮闘中!』 感想
突然、奥さんがいなくなったらあなたはどうしますか??
ととも結婚していて子供が2人います。
普段、家庭の事はやっていると豪語できますが、いざいなくなったら何もできなくなるだろうし、普段やっている事が、家事のほんの一握りなんだという事も痛感させられるでしょうね。
この作品は、突然妻がいなくなってしまって、仕事と子育てに慌てふためくお父さんを描いた作品です。
主人公のロマン・デュリス演じるオリヴィエは普段は真面目に働く勤勉なお父さんです。
チームのリーダーも任されていて、仲間想いだし、仲間の為に動いています。
子供にも嫌われている訳ではなくて、一見どこにでもいる普通の家族のように見えました。
しかし、妻のルーシー・ドゥベイ演じるローラはどうやら様子がおかしいんです。
そして、何の前触れもなくいなくなります。
客観的にみてもそんなに酷いお父さんには見えませんでしたが、積もり積もったものがあったのかもしれませんね。
お父さんはどうしたらいい??

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これは正直答えは出ませんよね。
なるべく家にいて家族との時間を作ろうとすると、仕事が疎かになり会社の信用をなくし働けなくなる可能性も出てきます。
もちろん程よく働けるような会社にうまく入れればいいですが、それは入社してみないとわかりませんから。
ととも、子供が生まれた頃はなるべく家にいるように心がけて家族優先でいましたが、会社で後ろめたさを感じなかったとは言えませんからね。
「男は仕事じゃ!稼いでなんぼじゃ!!」
なんて言って押さえつけたら、余計酷い結果になりますからね。
とともこういった事は、たくさん経験してきましたから、どちらの言い分もわかるんですけどね。
解決しないだろうけど、やはりその夫婦の形がありますから、話し合うしかないのでしょう。
ローラが出て行った後は、そりゃもう酷いありさまです。
酷いと言いますが、ととも同じ立場になったら同じような感じになるでしょう。
かなり共感できました。
そりゃ、泣きたくもなりますし、怒って誰かに当たりたくもなります。
そんな時にそばにいてくれるのは、やはり「家族」ですね。
本当、家族ってありがたいです。
子供中心に考える

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ととが、まぁどの夫婦でもあると思いますが、嫁と喧嘩すると出て行く、出て行かないの話しにやっぱりなるんですよ。
ってか、ととが一方的に出て行くって言い張るんですが汗
そんな時に嫁が言ったのは
「子供の事考えたら、自分の考えは押し通せない」
って言う言葉です。
要は、自分は出て行きたいという気持ちはあるけど、出ていけば子供が傷つくから、子供を傷つけない為に自分が我慢をするという事ですね。
これはかなりくらいました。
喧嘩したり、出て行ったり、究極離婚になったりした時に、一番悲しむのはやっぱり子供なんですよね。
物語でも、ママはいつ帰ってくるのか不安になったり。
あまりのストレスに話せなくなったり。
最後はママを探していなくなってしまうんです。
夫婦で喧嘩してる時は、周りが見えなくなっていますから、自分本位の考え方した出来ないけど、こうやって客観的に見ると子供が可愛そうだってしみじみ思いますね。
解決策の一つに、子供中心に考えるってのも一つかもしれませんね。
子供のためなら我慢できるかもしれないし。
ヨーロッパの職の現状

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夫婦問題だけでなく、職の現状がすごくわかるシーンがたくさんありました。
ヨーロッパって聞くと裕福な感じがありますが、仕事が遅い(できが悪い)人は容赦なく解雇されるという場面や、会社側と組合側とが対立したり、言い分を言い合ったりと、リアルな雇用の厳しさを感じ取れました。
そんな中オリヴィエの立場は中立な立場なので、こちらでも苦しい環境にいたんです。
仲間の解雇が決まり、自分からは告げられず「心配するな」と声をかけますが、結局その人は家族を置いて自殺。
もちろんそれだけではなくて、その他にもいろいろな問題が出てきます。
家庭の事もあるのに、仕事もそんな感じで、オリヴィエはどんどん追い込まれていきます。
そうなってくると、仕事に集中できていたのはやっぱり奥さんの力があったからだと心から気づきますよね。
総合

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奥さんは戻ってきたのか?
なんで出て行ったのか?
最後はもうそんなのどうでもよくて、オリヴィエを自分と置き換えて、いろいろな事考えたり、自分はどうだろうな?なんて思ったり。
作品を観終わった後は、そんな思いでいっぱいでした。
それでもオリヴィエは、前に進もうと新たな道に進みますが、より良くなっていく事を願わずにはいられませんでした。
作品紹介
妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていたオリヴィエ。ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。オンライン販売の倉庫で働くオリヴィエには、ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。朝は子供たちに着せる服も分からないし、夜は寝かしつけることさえできない。料理もまるでダメで、夕食にシリアルを出す始末。次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるオリヴィエだったが、彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。そんな折、妻の生まれ故郷ヴィッサンから一通のハガキが届き、さらなる騒動が起きる―。
登場人物
役名/演者名
オリヴィエ/ロマン・デュリス

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今作の主人公。妻が家出した為に日々の暮らしに悪戦苦闘する。
ローラ/ルーシー・ドゥベイ

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オリヴィエの妻。生まれ故郷から手紙を出す。
ベティ/レティシア・トッシュ

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オリヴィエの姉。家に帰ることで子供たちが精神的ショックをうける。
作品情報
スタッフ
- 監督:ギョーム・セネズ
- 製作:イザベル・トゥルク、ダビド・ティオン、フィリップ・マルタン
- 脚本:ギョーム・セネズ、ラファエル・デプレシャン
製作国
- ベルギー・フランス
上映時間
- 99分
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まとめ
お父さんだけでなく、夫婦で観てもいいと思います。
旦那さんは奥さんの気持ち。
奥さんは旦那さんの気持ちに少しでも気付けるんじゃないですかね。
そして、家族にとって何が一番いいのかを少しでも感じ取れれば最高ですね。