


評価
- とと
(3.1) - 映画.com
(3.2) - Yahoo!映画
(3.38)
映画『ポラロイド』は2017年に公開されたアメリカのホラー映画です。
日本では2019年7月に公開されました。
ポラロイドカメラを題材とした物語ですが、果たして復讐の為に殺すのか?
それとも狂気で殺すのか?
その謎が解けた時、主人公は生き残っているのでしょうか??
気になるところへ読み飛ばす
映画『ポラロイド』 感想
他の作品の予告でこの作品が流れていて、それを観たのを覚えていて、レンタル店で見かけて観ることにしました。
物語は、あるアンティーク店で働くカメラが好きな主人公キャスリン・ブレスコット演じるバードが、同じアンティーク店で働く同級生に古いカメラをもらいます。
レアなポラロイドカメラに、カメラ好きなバードは喜び早速同級生を試し撮りします。
その後、友達とパーティに行き何枚か写真を撮っていきます。
すると、写真に写った友達が次々と死んでいくのです。
さらには写っていないはずのバードまで襲われ、写真をよく見ると窓に反射して写っている自分の姿が!?
さらに次々と殺されていく友達達に、解決策を見つけ出そうとします。
このような形で物語は進みます。
殺されるとメンバーがわかっていて、解決策を探す感じは、ファイナル・デッドシリーズに似た感じがしました。
特に女性が主人公という事で、『ファイナル・デッドコースター』に似ていますね。

ワッと驚かすような演出が多い

引用元:https://eiga.com/movie/91022/gallery/3/
じわじわ恐怖で心底怖いって感じではなく、急に何かが現れたり、急に掴まれたり。
そういった、驚かすような演出が多い作品でした。
しかも姿が見えていて、次の瞬間動き出すなって思っていてもビックリしてしまうくらい、驚かす演出はレベルが高いです。
相手は霊的な感覚ではなく、実態がしっかりとあり、殺され方も呪いの感じではなく、切り裂かれたり、首を折られたりと、人間がやったような物理的な殺し方でした。
物語的には死んだやつの霊なのですが、実態になって姿を現した姿は、ゾンビのようでした。
しかも、手が刃物に変わってしまうので、まるでターミネーターです。
死に方がわかりにくい

引用元:https://eiga.com/movie/91022/gallery/6/
切り裂かれたり、首を折られたりと書きましたが、実際には非常に見づらいし、はっきり映っていません。
切り裂かれた女性は、屋根裏部屋で襲われたのですが、そこから落ちてしまう所を奴に捕まれ、宙ぶらりんになった状態で金属で切られる音がしてドサっと下に落ちてきたので、「切られたのかな?」と思いましたし、首を折られた女性は顔に手が伸びてきて捕まれ曲げる瞬間が映っていますが、こらまた場面が変わってしまったので、その後の酷い姿は見られませんでした。
「エクソシストのように首が曲がっていた」というセリフがあったので、「あっ、それほどまげられたのね」と思っただけです。
物凄い殺され方もあり、頭から身体が半分に裂けていくのですが、ぼやけた頭が裂けていく所を少ししか映していませんでした。
殺し方は残酷なのに、その瞬間や殺された後の姿が見られなかったのは、かなり残念でした。
結果が二転三転

引用元:https://eiga.com/movie/91022/gallery/5/
原因を探っていると、カメラの持ち主が殺人事件を犯した男だというのがわかりました。
殺しが好きで、死してもなおその快感を味わいたく現世に蘇り、カメラに映った人達を殺して回っている。
そんな憶測を立てたバード達は、その人物の奥さんの元に向かいます。
すると奥さんが言うには憶測は違っていて、2人の子供はいじめられ恥ずかしめをされた事を苦に自殺しました。
その仇を打つ為に、父は関わった人を殺して、あと1人で復讐を果たせるという時に、警察に射殺されたのだといいます。
しかもその最後の1人がバード達が既に会っている身近な人で、その人を差し出せばもしかしたら終わるかもと期待が高まった所に、都合よくその男がきます。
するとすると男は、その娘とは友達で助けようとしたが父親に殺されてしまい、仲間も次々と殺されたんだといいます。
父親の復讐であったなら、話の流れ的に「悲しい結末なんだな」って思えてよかったのに、また話が変わってしまって…。
結局、どっちだよ!って思っちゃいました。
その男はその後殺されてしまったけれどそれでも消滅しなかったので、という事はやはりただの狂気ということですかね。
死んでも誰かを殺したいと言うことでしょうから、相当な狂気な奴だったんですね(汗)
総合

引用元:https://eiga.com/movie/91022/gallery/
この手の作品は最後、解決したと思って実はまだ終わっていなかったということが多いですが、この作品はしっかり完結します。
上映時間も短いので、話は淡々と進むし、すっきり終われるのでよかったです。
しかし、ホラー映画としての怖さとしては少し物足りない感じはしますね。
死に方はグロくていいけど、その姿が見えないんじゃ迫力の効果はないし…。
ホラーが本当に好きな人には、物足りなさを感じるのは否めません。
サスペンス的に観られそうなので、ホラーが苦手な人で気になる方にはちょうどいい作品かもしれません。
後は、パートナーと一緒にホラーを見たいけど、パートナーが苦手だからなって方にはオススメですね!
作品紹介
家に戻り再びタイラーの写真を見ると、彼の傍に写っていた<影>が消えていることに気付いたバードは、妙な不安に駆られパーティで撮った他のポラロイド写真を見返すと、その中の1枚クラスメイトのエイヴリーの自撮り写真に同じ<影>らしきものが写っていた。
更に不吉な予感を覚えるバードだったがその予感は的中。翌日学校に行くと、エイヴリーが見るも無残な遺体となって発見されたことが知らされるのだった。そして、あの<影>はまたもや彼女の写真から消え、次はコナーや、幼馴染ケイシーも写る集合写真に移動していた。悪夢の元凶がポラロイドカメラにあることを確信するバードだったが、撮影者バード自身も被写体の後ろにある窓ガラスに反射し写り込んでいることが発覚。残された時間はあと僅か。
この死の連鎖は断ち切れるのか、そしてこのカメラに隠された衝撃の真実とはー。
引用元:公式サイト
登場人物
役名/演者名
バード/キャサリン・プレスコット

引用元:https://gaga.ne.jp/polaroid/
今作の主人公。働いているアンティーク店でもらったカメラが原因で命の危険に晒される。いつもスカーフを巻いているのは父親の事故と関係があるのか・・・。
コナー/タイラー・ヤング

引用元:https://gaga.ne.jp/polaroid/
バードが自分をカメラで撮っているのに気づき声をかける。
ケイシー/サマンサ・ローガン

引用元:https://gaga.ne.jp/polaroid/
バードの幼なじみ。内気なバードとは真逆の性格。
ペンプローク保安官/ミッチ・ピレッジ

引用元:https://gaga.ne.jp/polaroid/
街を守る保安官だが、実は”あいつ”と深い関わりがある。
作品情報
スタッフ
- 監督:ラース・クレブバーグ
- 製作:ロイ・リー、クリス・ベンダー、マイケル・マホニー
- 製作総指揮:ヨン・アイナル・ハーゲン、ペッテル・オンスタッド・ルーケ、マシュー・シグナー、キース・レビン、マリ・ユーン、ジェイク・ワグナー
製作国
- アメリカ
上映時間
- 88分
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まとめ
物語的な内容や脅かし方はとてもいいけど、襲ってくる相手がわかるにつれてその恐怖感が薄れてきた感じがします。
もっと刺激が欲しい方は『ファイナル・デッドコースター』を観たほうがいいですね。