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映画『人魚の眠る家』あらすじ紹介 感想まとめ|子供にその診断が下ったら親として決められますか?

映画『人魚の眠る家』あらすじ紹介 感想まとめ

 

2018年11月に全国公開された、東野圭吾さんの小説を映画化した作品です。

脳死と判定された大切な人。

死んでいると納得するか。

生きていると諦めないか。

難しい内容の作品を紹介します。

 

 

 

 

 

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映画『人魚の眠る家』 感想

脳死かもしれないという曖昧な状態の中で、移植をさせて死として納得するか。

生きていると希望を捨てないのか。

そんな難しい選択を強いられた親の、絶望と希望、葛藤を描いた作品です。

内容的には、母親が生かしたいという気持ちが強すぎて、段々と日常が狂い始めますが、もっとドロドロのボロボロになっていくのかと思っていたのですが、それほど物凄くなっていくという事はなかったです。

劇中は難しい内容が多くありましたが、最後は素直に素敵に感動的に終わり、涙を流してしまいました。

 

生きていると諦めず懸命に看病して、その想いが強くなりすぎていく母親。

生きていると信じながらも、ただ寝ているだけの娘に段々とこのままでいいのかと葛藤しはじめる父親。

自分はどちらかというと、気持ちは母親に近い形で観ていました。

でも、それはあくまで自分の気持ちでしかないんですよね。

要するに親のエゴです。

本人は本当はどう思ってるのかわかりませんから、どれだけ本人から本当の気持ちが聴けたらよかったか。

さよならの言葉が聴けたらどんなに楽だったろうかと、ものすごく思いました。

だからと言ってすぐに納得して、「はい移植してください」なんて、どの親だって言えるはずありません。

劇中で心臓移植が必要な子を持つ親が出てきます。

その親はドナーが見つかることは思わないようにしようと決めていると言います。

どんな状態になってもその子は生きてるのだから。

まさにその通りなんです!

生きているんです。

だからこそ、非常に難しい内容だなと思ったし、寝ている娘の横で観ていたので、同じ親として痛いほど気持ちがわかるしなんとも言えない気持ちで観ていました。

自分もそうですが、自分の子にドナーの意思表示はさせておくべきと、子供の"意思"をしっかり聞いてみようと思いました。

 

 

主題歌 絢香「あいことば』

 

 

 

小説「人魚の眠る家」

 

 

 

動画配信サービスの評価

(4.4)

 

 

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あらすじ紹介(ネタバレあり)

 

 

プールでの事故

庭で遊んでいる生人(斎藤汰鷹)と出かける準備をする瑞穂(稲垣来泉)。

2人はこれからおばあちゃんとプールに出かけます。

一向に準備をしない生人に対して薫子(篠原涼子)は早く支度しなさいと声をかけます。

篠原涼子(ウキペディア引用)

 

瑞穂は薫子に絵を見せて、

「綺麗な場所を見つけたんだ。今度見せてあげるね」と言いますが薫子は少し、うるさそうに対応します。

おばあちゃん(松坂慶子)がきていとこの若菜(荒川梨杏)と出かけて行きました。

 

娘の瑞穂は小学校のお受験を受けるので、薫子は塾の親の面接の練習に来ています。

遅れてきた和昌(西島秀俊)。

西島秀俊(ウキペディア引用)

 

2人は離婚を前提に別居しています。

面接の練習中に和昌の電話が鳴りました。

急いで病院に入っていく2人。

薫子の妹、美春(山口紗弥加)(美春は若菜のお母さん)が駆け寄ります。

山口紗弥加(ウキペディア引用)

 

母の千鶴子(おばあちゃん)は謝りながら泣き崩れます。

娘の瑞穂は排水口に指を入れて外れなくなり、そのまま溺れてしまったようです。

 

先生に呼ばれます。

瑞穂は脳死の可能性がかなり高いようです。

今の瑞穂の状態だと、延命措置をしても大人でも数週間、子供でももって2ヶ月。

そして良くなった例はない、そんな状態です。

医師は瑞穂が臓器提供意思のカードに記載しているか聞きます。

参考

"臓器提供すると決めた段階で脳死判定をして、脳死と判断されると死亡扱いになり、臓器を取り出す作業に移るようです。

臓器提供の意思がないと脳死判定はできないので、脳死判定をして脳死かどうかがわかってから、臓器提供の意思をするという事ができません。"

 

2人は2度と目を覚ます事がない娘の臓器を提供する事を決めます。

 

 

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瑞穂は生きている

最期の日。

家族は瑞穂とお別れをします。

すると瑞穂の身体が動きました!?

手を繋いでいた薫子の手を引っ張ったのです!

これは科学的にいうと、反射的に動く脳死の人にはよくある事です。

しかし、薫子は生きている事を確信して、臓器提供を辞めました。

さらには自宅での介護を希望します。

24時間付きっきりの介護。

千鶴子と交代で介護します。

 

和昌はIT系ハイテク機器メーカーの社長。

介護を必要としている人が、ロボットを使い自力で生活できるシステムを研究開発しています。

システムの会議の中で、自力で呼吸できない人が人工呼吸器をつけていない事に気がつきます。

その人は自力で呼吸ができる装置を付けているようです。

詳しく尋ねると、誰もわからなかったのですが、祐也(坂口健太郎)は自身の研究の参考になるとその装置の事を知っていました。

祐也の研究は、ロボットを使うのではなく、自らの身体を動かせるようにする研究です。

会議の後に祐也にその装置の詳細を教えてもらい、その手術を瑞穂にしました。

手術は成功。

瑞穂は人工呼吸器が外れ自ら呼吸をしています。

息をするたび胸が膨らんだりへこんだり。

本当にただ眠っているようです。

自力で呼吸をする事で、身体が動き代謝も良くなり、どんどん調子が良くなっていきました。

その話を聞いた和昌は祐也の研究を思い出し、瑞穂に使ってみないかと薫子に持ちかけます。

最初は不安がっていましたが、さらに身体が動く事で調子が上向き、調子がまた良くなっていきました。

薫子は大喜び!

祐也も自身の研究がどんどん進む事にやり甲斐を見出します。

 

 

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生きている?死んでいる?

祐也は今まで以上に研究にのめり込みます。

瑞穂の所にも前にも増して通い詰めます。

祐也の婚約者、真緒(川栄李奈)は親と会う事まで忘れて、自分と会っている時も上の空の祐也に不満を覚え、和昌に「祐也を返して」と訴えに行きます。

川栄李奈(ウキペディア引用)

 

和昌の会社でも、役員達に祐也を通常の業務とは違う事をやらせている事が、私物化していると言われてしまいます。

薫子も、瑞穂を外に出し人目につく所によく行くようになり、さらには生人の小学校の入学式にまで連れて行きます

 

和昌が瑞穂にプレゼントを持って行った時に、薫子の操作により瑞穂はプレゼントを受け取り抱きしめて、さらには笑いかけるという動作をさせます。

和昌は父親に「人間のやる領域を超えている」と言われ、さすがにここまできたのはまずいと、祐也に辞めるように言いました。

祐也は継続したい意思を必死で伝えますが、和昌は「娘は意識がないんだ!本人の意思じゃないのに笑わせる必要があるか!?」と激怒します。

目を覚まさないのに身体だけ健康になっていく娘がどんな状態なのかわからなくなってきた和昌。

 

ある日、道で募金活動をしているのを見かけます。

心臓移植が必要な子の医療費の募金です。

その活動の中に和昌の知り合いがいました。

和昌が募金をすると、知り合いを通じてその子の親が会いたいと言ってきます。

話しをしている中で、その親は

「ドナーが現れないかと思うのは辞めようと決めている。

どんな状態でも、その子は生きているのだから」

和昌はその言葉に考え深いものを感じ、生きているのか死んでいるのかの葛藤は収まりません。

 

しかし、家族の溝はさらに深くなります。

息子の生人は、入学式に瑞穂を連れて行った為に同級生から気持ち悪がれてしまいます。

さらに妹の美春もいつも瑞穂に会いにきますが、家では娘の若葉とは死んでいるのかのような会話をしています。

 

 

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クライマックス

それぞれの想いとエゴが交錯する中、事件は起きてしまいます。

生人の誕生会、薫子は相変わらず瑞穂を出席させようとします。

友達がなかなか来ないのを不思議に思った薫子。

生人は友達を呼んでいないと言います。

何故か問いただすと、友達には瑞穂は死んだと言ったそうです。

薫子は激怒!

生人に友達を呼ぶように言います。

止めに入る和昌。

和昌も生きているとはどうしても思えないと薫子に言ってしまいます。

薫子は包丁を持ち出し、瑞穂に突きつけ警察を呼びます。

薫子は聞きます。

瑞穂を殺したら私は殺人で捕まりますか?

脳死と判定されると死人扱いなんです。

それでも私は捕まりますか?

もうどちらだかわからないと言われるのはたくさん。

瑞穂を殺して、私が捕まらなかったら、瑞穂は死んでいたんだと諦められる。

捕まったら喜んで刑に服す。

だって、生きていたとお墨付きがもらえるから。

包丁を振りかざし、思いっきり瑞穂に向かって振り下ろす薫子!?

 

 

 

 

 

 

薫子は目を覚まします。

瑞穂を見るとなんと目を開けています!?

近寄ると瑞穂は起き上がりこう言いました。

「お母さんありがとう。

今まで介護してくれて。

嬉しかったよ」

 

 

 

瑞穂のこの言葉の意味は!?

薫子が外に連れ出した本当の理由とは!?

涙のクライマックスはぜひ、作品を観て確かめてみてください!!

 

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