
引用元:https://gaga.ne.jp/lalaland/



評価
- とと
(4.0) - 映画.com
(3.8) - Yahoo!映画
(4.1) - dTV
(4.2)
映画『ラ・ラ・ランド』は2016年に公開になりましたアメリカのミュージカル映画です。
アカデミー賞監督賞、主演女優賞など数々の賞を獲得した作品です。
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映画『LA LA LAND ラ・ラ・ランド』 感想
軽快な音楽とダイナミックな演出で始まる物語。
ミュージカル調が非常に強く、それでいて常にどこか寂しげな感じがしている作品でした。
物語は女優を目指すエマ・ストーン演じるミアはジャズのお店を持つのが夢のライアン・ゴズリング演じるセブと最悪の出会いをします。
それでも徐々に惹かれていく2人。
幸せな時間を過ごしますが、セブが安定した職を求めて夢を諦めた事がきっかけで関係がこじれます。
ミアは企画した1人芝居が大すべり。
女優への道を諦め実家に帰ります。
そのタイミングでセブにミアの芝居を見たというキャスティング事務所から連絡が!
セブはミアの元に向かいます…。
流れは純粋な恋愛模様で、盛り上がって亀裂が入り、さらに元に戻るという感じなのかと、王道の流れなのかな?と思ったら、何やら違和感を感じる内容でした。
YouTubeでの感想動画
2人の恋愛模様

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まずはこの2人はどう考えてもくっつかないだろうというような出会いをします。
ととは「よくこんな出会いから恋愛に発展するよな」って観るたびに思ってしまいました。
逆にそれが不自然というか違和感というか、物語のインパクトになってよかったのだとも思いました。
最初の出会いが渋滞の車です。
その出来事にミアはセブに中指を立てますからね(笑)。
2度目はお店でピアノを弾くセブの音につられてミアはその店に入っていきます。
セブはお店側から指示した曲を弾けと言われたのにもかかわらず、違う曲を弾いてしまいます。
セブ的には誰も聞いていないという憤りから弾いてしまった曲で、自然に力が入っていました。
皮肉にもその曲に聞き入っていたミア。
セブはクビを通告されて、お店を去ろうとした時にミアが話しかけます。
最悪なタイミングで話しかけられたセブは、立ち止まる事なく立ち去ります。
ミア的には、いい曲だから話しかけたのに不機嫌に体がぶつかりながら立ち去る姿はかなり感じが悪かったんじゃないかと思います。
この時点でもう無いですよね(汗)。
しかししかしの3度目の偶然!?
ミアが出席したパーティーで音楽演奏していたのがセブです。
3度も偶然に出会うと、それはもう偶然ではなく必然ですかね。
2人もその感があって少しづつ惹かれていきます。
それまでの2人とは思えないほどロマンチックな恋愛に発展しますが、その表現が独特なんですね。
確かに2人語り合う場面はありますが、これまでの軌跡やこれからの夢を語り合うので、あくまでそれは観ている側、こちら側への説明だと思うんです。
その他は音楽と踊りで表現しています。
と言うかほぼ、音楽と踊りでこちらに伝えていますね。
この恋愛の表現の仕方は、この作品の特徴であり、大きな見所なのでは無いでしょうか。
そして恋愛のいく末は、こういった恋愛ミュージカルは盛り上がって盛り上がって、大恋愛的な感じで終わるのが王道ですが、この作品は全く真逆でとても切ない終わり方をしますので、それがまた人を惹きつけた要因なのではないでしょうか。
エマとライアンの魅力

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数々の賞を獲得した作品ですが、エマ・ストーンは主演女優賞受賞。
ライアン・ゴズリングは主演男優賞ノミネートと、主演の2人が素晴らしい演技をしています。
ととは演劇に詳しいわけではありませんし、作品を観るときは観たままの感想しか言えませんが、エマ・ストーンさんの表現で1番引き込まれたのは、3度目の再会でセブがいるバンドに曲をリクエストした時の、セブを皮肉ったと言うか挑発するような仕草をした所と、ジャズバーでセブが演奏している時に、コミカルなダンスをした所です。
さらには冒頭で中指を立てるなど、綺麗な女優さんがやりそうも無い表現をしていた所が、何かグッと引き込まれました。
怒りや悲しい表現は、偉そうに言えば出来て当たり前ですから、そういった表現より、やりそうも無いサプライズ的なノリはどうしても目がいきますよね。
そのインパクトがこの作品のエマ・ストーンさんには強かったんじゃないかなって思います。
そしてライアン・ゴズリングさんは何と言ってもピアノを弾くシーンです。
ジャズのピアノ演奏ですから、普通のピアノ演奏とは少し違いますよね。
それを自ら演奏してるって言うんですから凄く無いですか!?
ただでさえピアノなんて難しいのに、あそこまでの演奏をたった3ヶ月の特訓で覚えたというのですから驚きです。
これは並大抵の事ではありませんね。
この2人の役者さんの演技は大注目するべきですね。
終始悲しげな曲

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アカデミー賞作曲賞を受賞している事から、この作品の音楽はかなりの評価を受けたのがわかります。
物語を観て曲を聞けば、その壮大さ、素晴らしさは一目瞭然ですが、ととはどことなく全部悲しげな曲に思えました。
オープニングの曲は明るく楽しげですし、セブが入ったバンドの曲はかなり盛り上がる感じです。
しかしその他は悲しい感じで、2人の恋愛が盛り上がる所も、それに見合った曲でしたが、聞けば聴くほど何となく悲しい感じがそこに隠れているような気がしてならないんです。
それは最初から、物語の行く末を観ている側に伝えていたのかな、この物語は切ない物語だよって教えてくれていたのかもしれない、そう思ってしまいました。
物語の半分は音楽といってもいい(言い過ぎかな汗)ほど、音楽に溢れた所にも注目してもらいたいと思います。
総合

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文句の付け所のないバリバリのミュージカル作品で人気が高いのもうなずけますね。
ミアとセブの立場が夢追い人という事で、そういった人達をバカにせずに拍手を送ってくれとミアの歌にもあったように、同じよ立場の人にエールを送っている感じもありましたので、夢追い人は元気と夢をもらえるのではないでしょうか。
夢追い人でなく何かに頑張ってる人もこのシーンは元気もらえますよ。
とともこのシーンはかなり刺さりました。
作品紹介
アメリカ・ロサンゼルス。
この街には、夢を追いかける人が各地から集まってくる。
女優を目指すミア(エマ・ストーン)は映画スタジオのカフェで働きながらオーディションを受け続けているが、落ちてばかりだった。
ある日、ふと立ち寄った場未のバーで、ピアノを弾いているセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。
彼の夢は、自分の店を持って思う存分本格的なジャズを演奏する事だった。
恋に落ち、お互いに応援しあう二人。
しかしセバスチャンが生活のために加入したバンドが売れ、二人の関係が変わってしまう。
登場人物
役名/演者名
ミア/エマ・ストーン

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女優を目指す役者の卵。セブの夢を応援する。
セブ/ライアン・ゴズリング

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自分の店を持つ事を夢見る。安定した生活を得るため夢を諦める。
ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック
作品情報
スタッフ
- 監督:デイミアン・チャゼル
- 製作:フレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツ、ゲイリー・ギルバート、マーク・プラット
- 脚本:デイミアン・チャゼル
製作国
- アメリカ
上映時間
- 128分
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まとめ
物語も音楽も最高の作品。
切ない物語として観るのもいいですが、夢追い人を応援するような場面もあるので、元気をもらいたい人にもおススメですね。