主人公の挫折や成長を感じれる作品

【悲しい狂気】映画『アンダー・ユア・ベッド』見所紹介 感想まとめ|哀れみのストーカーがベッドの下で感じた思いとは・・・

引用元:http://underyourbed.jp/

とと
こんにちは!映画大好きお父さんとと(@toto_movie)です。この記事には映画『アンダー・ユア・ベッド』の見所紹介やととの感想が書いてあります。動画配信サイトで知り合った映像や舞台で活躍されている「舘形祐子」さんに紹介していただいた作品です。
ストーカー作品だけど切なかったニャーよね
ふわり
とと
そうなんだよ!なんだか不思議な感覚だった

評価

  • とと
    (4.0)
  • 映画.com
    (3.9)
  • Yahoo!映画
    (3.75)

映画『アンダー・ユア・ベッド』は2019年公開の作品で、大石圭さんのホラー小説を映画化した作品です。

ホラー小説ではありますが、1人の男の切なくありえない行動を描いた作品です。

 

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映画『アンダー・ユア・ベッド』 感想

ストーカーを題材とした作品でベッドの下に潜んでいるなんて、ととは韓国映画の『ドアロック』という作品を観たことがあったので、その作品のように狂気と恐怖が渦巻く内容なのかと思いました。

物語は…

高良健吾演じる三井はクラスメイトなどにも忘れられている存在の薄い人物。

大学時代、唯一自分の名前を呼んでくれた西川可奈子演じる千尋を思い出し、一目見るだけと住所を調べ会いにいきます。

久しぶりに見た千尋の変わり果てた姿に、何故そうなったか気になり出した三井は、近くに引っ越してきて千尋を監視します。

千尋の生活を目の当たりにした三井は、よりそばに近寄りたくなり、その行動は次第に激しさを増していきます。

ホラー小説を原作としているし、ベッドの下に隠れるなんてどれほどの恐怖体験が待っているのかと誰もが思うだろうし、とともスリラー感、サスペンス感を期待して観ましたが、そういった感覚はまるでありませんでした。

しかし、それが悪いというわけではありません。

物語が進むにつれて、三井と千尋の過去の関係性が観ている側に情報として積み上がってきて形付いてきているのに、その形付いたものと、実際に進んでいる物語とのギャップや違和感があって「あれ?なんで?」と思わせる展開に、何故そうなっているのかが知りたく目が離せなくなります。

そしてクライマックスのどんでん返しとも言えるような意外な事実に、「そういうことだったのか!」とそれまでの、こちらが観ながらまとめ上げてきた物語の展開を、いい意味で壊してくれて、さらに再びまとめ上げた物語は切なさと悲しさが上乗せされた物語に仕上がり、こちらの感情を揺さぶりました。

その展開がととはすごく良くて、さらに全ての物語がまとまった後の、本当のクライマックスで千尋が三井にいったその言葉で、たった一言の言葉で全てが報われスッキリと観終わる事ができました。

ストーカー作品といっても、これまでにない物語で、ストーカーをしている本人にこれ程感情移入して肩入れした作品はありませんでした。

この作品はストーカー作品といっても、女性は怖がる事なく観れるし、男性も主人公の三井という男に共感して観れる方が多くいると思うので、多くの方が楽しめる作品なんじゃないかと感ました。

YouTubeでの感想見所紹介動画

 

三井という男

引用元:https://eiga.com/movie/90819/

高良健吾さん演じる三井ですが、千尋にまた会いに行き、その想いからとんでもない行動にでて、本当に有り得なく気持ち悪いです。

ですが物語を観るにつれて、三井への感情が徐々に変わっていき、共感できる所も増えて、かなり感情移入していきました。

この感じはかなり不思議で、「俺ももしややばいやつか!?」なんて心配にもなりましたが、でもそれは変ではなくて、三井という人物が切なく悲しい人物で、自分にも思い当たる節があったからだと思います。

三井はその存在の無さに誰からも忘れ去られて、卒業アルバムに載ってなくても、休んだ人さえ上に小さな写真で載るのに、誰もいない事に気づかないんです。

さすがにそこまでいくと大袈裟だと思いますが、その忘れられるくらいの小さな存在という点はかなり共感できました。

目立つ人、目立たない人って必ずいると思いますし、とともどちらかといえば目立たない部類の存在でした。

気持ちは三井のように誰にも覚えられていないという気持ちでいますが、実際には当然そんな事なく忘れられる事はなかったんです。

でもそれが逆に中途半端で、どうせなら三井みたいに完全に忘れられた方が楽なのにって、作品を観ていて想いだして、自然と三井に感情移入していったんじゃないかと思います。

こういった気持ちの人は多いんじゃないかにゃ
ふわり

ストーカーをする気持ちや、家に忍び込み、ベッドの下にいて行為をのぞいているその気持ちはさすがに理性は働くし、わかりはしません。

でも、三井の本当の気持ちや感情、心の奥底にあるものに対して、自然と理解ができ共感できたんじゃないかと思います。

きっと同じ気持ち、想いの人は沢山いると思うから、感情移入して共感できる人は沢山いると思いますよ。

 

千尋という女性

引用元:https://eiga.com/movie/90819/

初めて出てきた時は、きらびやかで清楚で幸せそうで充実してそうな雰囲気でしたが、三井が再び会いに行った時は、きらびやかで清楚な雰囲気が嘘のような、どんよりとした生気のない姿に、三井はもちろん、観ているこちらも「どうした!?」と思い、一気に引き込まれます。

千尋のとんでもない状況になんとかしてあげたい気持ちになりますが、そう思ったのもただ旦那にある行為を受けていたからだけではなく、生気はなく感情もほとんどない表情ながらも、内面から飛び出す「助けてほしい」という強い気持ちが、よくよく伝わってきたからだと感じました。

千尋という女性は、ストーカー行為をされていて普通なら気持ち悪がる事なのに、それを拠り所にしてしまうほど、旦那のある行為に病んでいるんです。

印象に残ったシーンがあって、三井は千尋の家に忍び込むんですが、タイミングを間違えて千尋が帰ってきてしまいます。

三井はとっさに隠れますが、「誰かいるの」と勘づかれてしまいます。

その時、千尋は一瞬間をおいて「私どうかしてる」というセリフを言うんですね。

「私どうかしてる」というセリフは、今ある状況があり得ないのに「誰かいるなら私を助けて!」って心の中で叫んでしまったんじゃないかと感じました。

ニャーもこんなことやられたら嫌にゃ!
ふわり

この様にストーカー作品でありながら、ストーカーから助けてと伝えてるのではなく、ストーカーに助けを求めている様に表現した所が、これまでのストーカー作品とは違うと感じた要因になっていたのではないでしょうか。

千尋を演じたのは西川可奈子さんですが、体当たりな体をはった演技も注目ですが、弱りきった女性を演じながら力強く「助けて」と表現したその演技にも注目ですね。

 

総合

引用元:https://eiga.com/movie/90819/

この2人以外にも個性的な表現をする出演者がでてきて、出演者が少ないながらも、作品にインパクトとスパイスを与えていてその辺も見逃せない要素になっています。

狂気や恐怖はないものの、本来憎むべきストーカー本人を哀れんで報いてほしいと思わせた、意外な物語展開は見応えがかなりありました。

ストーカーのあるべき姿、いきすぎた愛の形ですが、これまでとは違うその切ない主人公の愛の形を描いたこの作品は、間違いなく観て損はない作品だと思いました。

 

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作品紹介

三井直人(高良健吾)は、今から11年前、大学の講義中に「三井くん」と名前を呼んでくれた佐々木千尋(西川可奈子)のことをふいに思い出した。講義後に千尋を喫茶店に誘い、彼女が好きだというマンデリンのコーヒーを飲み、飼育しているグッピーを分けてあげる話をしたのだった。三井は人生で唯一幸せだったこの時を思い出し、“もう一度名前を呼ばれたい”一心で、現在の彼女の自宅を探し出し、近くにいられるよう引っ越し、観賞魚店をオープンさせた。しかし、目の前に現れた千尋にあの日のキラキラとした眩しい面影はなく、今にも消え入りそうな虚ろな表情の変わり果てた姿に。数日後、千尋が店に来店するも、当然三井のことは覚えてはいないが、“グッピーを飼育する”という絶好の機会を得ることができ、その日以降無断で千尋の家の合鍵を作り、留守を見計らい定期的に潜入し、寝室のベッドに盗聴器を仕掛け盗聴、窓越しに望遠レンズで盗撮し毎日近くから監視する毎日が始まった。だが、見えてきたものは、夫・浜崎健太郎(安部賢一)から激しいDVを受ける凄惨な姿であった…。

引用元:http://underyourbed.jp/story/

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登場人物

役名/演者名

三井/高良健吾

引用元:http://underyourbed.jp/cast/

たった一言名前を呼ばれただけだが、千尋から離れられない衝動に駆られる。

千尋/西川可奈子

引用元:http://underyourbed.jp/cast/

三井とコーヒーを飲んで、グッピーの話に花を咲かせる。久々に再開した千尋は三井を覚えて・・・。

原作「アンダー・ユア・ベッド」

引用元:http://underyourbed.jp/cast/

原作大石圭

1961年東京生まれ。法政大学文学部卒業。93年「履き忘れたもう片方の靴」で第30回文藝賞佳作。他の著書に「殺人勤務医」「湘南人肉医」「復讐執行人」「飼育する男」「檻の中の少女」「人間処刑台」「甘い鞭」「殺人鬼を飼う女」「殺人調香師」「あの夜にあったこと」等がある。
「殺人鬼を飼う女」は発行部数30,000部。
「アンダー・ユア・ベッド」は2001年に発行されて以来重刷を重ね、発行部数67,000部の人気ベストセラー。

引用元:http://underyourbed.jp/cast/

 

作品情報

スタッフ

  • 監督:安里麻里
  • 原作:大石圭
  • 脚本:安里麻里

上映時間

  • 98分

年齢制限

  • R18+

 

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まとめ

これまでのストーカー作品とは違い、少し違和感のある内容は、観ていて非常に面白かったです。

切なくなるそのストーリーをぜひご覧になってください。

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-主人公の挫折や成長を感じれる作品

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